【完全版】Cbr試験とは?設計・修正の違いと計算方法をプロが徹底解説について見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
CBR試験を理解するうえで最も重要なのが、「どの段階で」「何を対象に」「どのCBRを用いるか」を正しく把握することです。実務では主に以下の4種類が使い分けられます。
区分対象・主な測定目的試験方法・準拠規格実務上の基準・留意点室内CBR路床土の単一地点における力学的強度特性の把握JIS A 1211(モールド突固め・4日間水浸貫入)最適含水比付近で締固めを行い、最悪の冠水状態を想定して水浸させる。設計CBRアスファルト舗装の必要厚さ(断面構成)を決定舗装設計便覧準拠(区間内の室内CBRの統計処理)複数地点(通常3箇所以上)のばらつきを考慮し、整数値に丸めて決定する。修正CBR路盤材料(クラッシャラン、粒調砕石等)の品質・強度判定JIS A 1211準拠(締固め回数3水準×4日間水浸)現場締固め度(例:95%以上)に対応するCBR値をグラフから内挿して求める。現場CBR施工中の現位置地盤が設計通りの強度を満たしているかの確認JIS A 1222(重機等を反力とした直接ピストン貫入)水浸を行わないため、降雨や地下水位変動による将来的な強度低下を見込む必要がある。※出典:日本道路協会『舗装設計便覧』およびJIS規格体系に基づき編集部作成
実務で舗装構成を設計する際は、まず計画路線から採取した路床土で室内CBR試験を実施し、統計計算によって設計CBRを算出します。一方で、購入した砕石などの路盤材が規定の支持力を満たしているかを確認する際には修正CBRを用います。