蜂とアブの決定的な違いとは?羽の枚数で見分ける危険性と応急処置
野外でのアクシデントにおいて、アブと蜂の危険性の違いを正しく把握しておくことは命を守る直結の知識です。
蜂刺されにおける最大の脅威は、毒成分によって引き起こされる急性のアレルギー反応「アナフィラキシーショック」です。過去に刺された経験がある人はもちろん、初めて刺された場合でも体質によっては発症し、刺されてから数分から30分以内に全身のじんましん、血圧低下、呼吸困難などに陥り、最悪の場合は死に至ります。
一方、アブに噛まれた場合、アナフィラキシーによる心肺停止といった劇症化のリスクは蜂に比べて極めて低いとされています。しかし、アブの唾液による局所反応は非常に強烈で、刺された箇所が数倍に腫れ上がり、夜も眠れないほどの激痛と痒みが1〜2週間にわたって続くケースが珍しくありません。患部を掻き壊すことで黄色ブドウ球菌などに二次感染し、化膿性皮膚炎や「とびひ」に移行する危険性があるため、決して軽視はできません。
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