佐渡島の幻の郷土料理「いごねり」完全解説|歴史・作り方・栄養まで

今注目を集めている 佐渡島の幻の郷土料理「いごねり」完全解説|歴史・作り方・栄養までについて、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

いごねりの製造工程は、職人の経験と体力を要する重労働だ。my10.jpをはじめとする食品情報サイトの記録によると、製造方法は以下の通りだ。まず収穫した「いご草」を丹念に水洗いし、砂・異物・他の海藻類を徹底的に除去する。次に鉄釜に水といご草を入れて火にかけ、絶えずかき混ぜながら1〜2時間ほど煮る。このかき混ぜる(練る)工程が、いごねりの名称の由来であり、最も重要な技術的ポイントでもある。

火から下ろしたとろとろの状態の液体を、熱いうちに布袋でこして不純物を取り除き、薄い板状の型やバット(角型)に流し込む。そのまま冷ますと固まり、いごねりが完成する。この固め方の違いによって、形が2種類に分かれる。薄く広げて巻いた「巻きいごねり」と、四角いバットで固めた「角いごねり」だ。巻きいごねりは食べやすく薄くカットしたものが多く、角いごねりはしっかりとした厚みと弾力が楽しめる。

家庭でも挑戦できる基本レシピを紹介しよう。

【家庭版いごねりの基本レシピ(4人前)】
・乾燥えご草:30g
・水:800ml
・塩:少々(お好みで)
①乾燥えご草をたっぷりの水で30分ほど戻し、さらに丁寧に洗って砂を落とす。
②鍋に水と戻したえご草を入れ、中火で加熱。煮立ったら弱火にして木べらで常にかき混ぜながら15〜20分煮る。
③えご草が溶けてとろみのある液体になったら、布やキッチンペーパーで裏ごしする。
④バットに流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で1〜2時間冷やし固める。
⑤固まったら食べやすい大きさに切り分けて完成。

ポイントは「かき混ぜをサボらないこと」。焦げ付きを防ぐとともに、均一になめらかな食感を引き出すためには、この工程が欠かせない。慣れないうちは弱火でじっくり時間をかけるほうが失敗しにくい。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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