韓国の国旗「太極旗」の由来とは?赤と青・四卦の意味と誕生秘話を徹底解説
韓国の国旗は、大きく分けて「白地の背景」「中央の太極円」「四隅の四卦(しけ)」という3つの要素で構成されています。それぞれのシンボルには、数千年にわたり東アジアで培われてきた自然観と国家の平和への願いが込められています。
まず、ベースとなる白地が選ばれた理由は、韓国の伝統的な精神文化に直結しています。朝鮮半島の人々は古くから「白衣民族(はくいみんぞく)」と呼ばれ、飾らない素朴さや純粋無垢、そして何よりも「平和を愛する心」を神聖な白漆喰や白布に重ねてきました。この純白の地は、明るさと純潔、そして対立を排した平和への志向を表しています。
そして中央に堂々と描かれているのが、円を上下に二分した「太極(テグク)マーク」です。この太極図は、万物の根源である『陰陽五行思想』を具現化したものです。
- 上部の赤(陽):光、熱、能動性、情熱、天、尊厳を象徴
- 下部の青(陰):闇、冷気、受動性、希望、地、包容力を象徴
陰と陽は決して敵対して排除し合う関係ではなく、波状の曲線を描きながら互いに噛み合い、循環することでひとつの完全な調和(宇宙の永遠の運動)を生み出します。太極旗の中央マークは、対立する力を融合させて生成発展を続ける「調和と統合のエネルギー」を表しているのです。
タグ:
https://daily-dev.com/Edo-jidai-machi/8547980/