眼科の赤と緑の検査は何を判定?見え方の違いと過矯正リスクを徹底解説
検査中に問いかけられる「どちらがはっきりと見えますか?」という質問に対する回答は、眼球内における焦点の位置を正確に表しています。「正解」や「優劣」があるわけではなく、現在の屈折状態をそのまま判定するための指標です。
近視の矯正(凹レンズを使用)を行っている場合、見え方の違いは次のような状態を示します。
- 「赤が濃く・はっきり見える」場合:焦点全体が網膜より手前(近視側)に残っている状態です。つまり、凹レンズの度数がまだ弱く、「度数不足(未矯正・低矯正)」であることを意味します。
- 「緑が濃く・はっきり見える」場合:凹レンズの度数が強すぎて、焦点全体が網膜より奥(遠視側)へ引っ張られている状態です。つまり、「度数が強すぎる(過矯正)」であることを意味します。
- 「赤と緑が同じくらいに見える」場合:赤と緑の焦点のちょうど中央に網膜が位置しており、「度数が完全に合っている(完全補正)」状態です。
遠視矯正(凸レンズを使用)の場合はこの逆の関係になりますが、日本人の多くを占める近視矯正においては、「緑がはっきり見える=度数を上げすぎている危険信号」と理解するのが光学的な大原則です。
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