肋骨骨折の痛みのピークと全治期間は?劇的に楽になる寝方と対処法
「たかが肋骨のヒビだから湿布を貼って放置しておけば治る」という自己判断は極めて危険です。肋骨のすぐ内側には肺や胸膜、主要な血管(肋間動脈など)、肝臓や脾臓といった重要臓器が存在しています。
見逃してはならない危険な初期症状(レッドフラッグ)
以下の症状が一つでも見られる場合は、骨折に伴う内臓損傷や胸腔内の異常が疑われるため、夜間であっても直ちに救急外来を受診してください。
- 安静にしていても息苦しい、呼吸が浅く速くなる(気胸・血胸の疑い)
- 咳き込んだ際に血痰やピンク色の泡状の痰が出る(肺挫傷の疑い)
- 唇や指先が紫色になる(チアノーゼ)、冷や汗やめまいがする(低酸素血症・内出血の疑い)
- 皮膚の下を触るとプチプチとした気泡のような感触がある(皮下気腫の疑い)
- 左側または右側の背部・下腹部に激しい痛みが広がる(脾臓・肝臓損傷の疑い)
受診すべき診療科の選び方
基本となる受診科は「整形外科」です。レントゲン撮影に加え、レントゲンでは写りにくい微細な不全骨折や軟骨部の損傷を診断するために超音波(エコー)検査や胸部CT検査が行われます。
ただし、呼吸困難感を強く伴う場合は「呼吸器外科」や総合病院の「救急科」が適切な選択肢となります。受傷機転が高エネルギー事故(交通事故や高所からの転落)の場合は、迷わず救急搬送を要請してください。
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