香の物とは?お新香や漬物との違い・語源の真相と懐石マナー

香の物とは?お新香や漬物との違い・語源の真相と懐石マナーに関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

格式ある席で香の物をいただく際、宴席の形式(会席か懐石か)によって立ち位置が異なります。知識なしに先に手を伸ばすと、思わぬ恥をかく原因になりかねません。

懐石料理(茶事)における食べる順番

茶の湯に付随する懐石料理香の物食べる順番は極めて厳格です。香の物は最初から卓上に出されることはなく、コースの最終盤、湯桶(ゆとう:焦がし湯)と共に出されます。

ご飯と汁物をすべて食べ終えた段階で、香の物を小皿に取り、最後に残した一口のご飯とともに味わいます。さらに、沢庵など硬めの香の物を使って茶碗や汁椀の内側をぬぐい、注がれた湯で器を清めて飲み干すという「清椀(せいあん)」の作法が存在します。器を一切汚さずに美しく返す禅の思想が反映された手順です。

会席料理(酒宴)におけるマナー

一方、お酒を楽しむ会席料理香の物マナーでは、料理の最後にお食事(ご飯・留め椀・香の物)がセットで運ばれてきます。お酒を飲んでいる最中に香の物だけを先につまむ行為は、「早くご飯を出して食事を終えたい」という無言の合図と取られる場合があるため、原則としてご飯と汁物が運ばれてから箸をつけるのが粋な振る舞いです。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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