高校受験の勉強はいつから?中3夏では手遅れになる理由と逆転日程
ネット上の掲示板やSNS上には、高校受験にまつわる根拠の薄い言説が溢れています。現場の実態と乖離した思い込みに囚われると、取り返しのつかない進路選択のミスを招きかねません。
典型的な誤解の筆頭が、「部活引退後に集中すれば偏差値は10以上跳ね上がる」という根性論です。確かに毎年数パーセントの割合でそうした急成長を遂げる生徒は存在しますが、それは「部活に打ち込みながらも授業の基礎理解を完璧に保ち、内申点を高く維持していた生徒」に限られます。基礎の抜け穴を放置したまま部活引退を迎えた場合、夏休み中に周囲のライバルも同じように毎日8時間勉強するため、相対的な偏差値は横ばいか、むしろ下がるケースすら珍しくありません。
もう一つの盲点は、志望校選びの時期と基準を後回しにしてしまう点です。「秋の模試の結果を見てから決めればいい」と先延ばしにしていると、学校説明会やオープンスクールの予約が満席で取れず、校風や併願優遇の基準(内申基準)を把握できないまま出願校を決める事態に陥ります。志望校選びは中2の秋〜中3の初夏までに候補を3〜4校に絞り込み、必要とされる内申点と当日の学力試験の目標得点を明確に数値化しておくことが、日々のモチベーションを支える防波堤となります。
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