おたふく風邪ワクチンは任意で大丈夫?2回目の時期と難聴リスクの真相
おたふく風邪の脅威は子どもだけに留まりません。免疫のない大人が感染した場合、小児期と比較して症状が著しく重症化しやすいことが知られています。
とくに思春期以降の男性が感染すると、およそ20〜30%の確率で激痛を伴う「精巣炎」を併発します。両側の精巣が障害を受けた場合、精子形成能が低下し、将来的な男性不妊の原因となるケースも臨床現場では決して珍しくありません。また、女性の場合も卵巣炎や、妊娠初期の感染による流産リスクの上昇が指摘されています。
「子どもの頃にかかった記憶があやふや」「母子手帳の記録が残っていない」という成人は、まず大人おたふく風邪ワクチン抗体検査を受けるのが賢明です。医療機関で採血による血液検査(EIA法など)を行えば、数千円程度で十分な免疫が維持されているか確認できます。これから父親・母親になるプレコンセプションケア世代や、保育士・教職員・医療従事者など子どもと接する機会が多い職業に就いている大人は、抗体価が不十分であれば速やかにワクチンを追加接種することが、自らの生殖機能と社会的な感染防止の両面で強く求められます。
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