フェスティバルホールのボックス席は見えない?見え方と音響の真相を徹底解説

フェスティバルホールのボックス席は見えない?見え方と音響の真相を徹底解説について見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

フェスティバルホールが「東洋一のサウンド」と称賛される最大の理由は、クラシック演奏会を基準に設計された満席時残響時間約2.0〜2.1秒という卓越した音響空間にあります。フェスティバルホール音響評価において、ボックス席は音響マニアやエンジニアの間でも非常に高い評価を獲得しています。

ステージ上で発せられた直接音と、側壁・天井の音響反射板から跳ね返る豊かな間接音が、ボックス席付近で完璧なハーモニーとなって収束します。1階最前列のような「打楽器やアンプの音が突出して聴こえる」といった偏りがなく、低音から高音までが綺麗にブレンドされた極上のステレオフォニックな体験が可能です。

「音が天井からシャワーのように降り注ぐ感覚」と評されるこのホールの真価は、ホールの空気容積(エアーボリューム)をたっぷり使った中後方位置でこそ最大限に味わうことができます。クラシックのシンフォニーやオペラはもちろん、生バンド編成のポップス・ロックコンサートやミュージカルにおいても、耳疲れすることなく緻密な演奏の粒立ちを堪能できるのがボックス席の大きな強みです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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