おかあさんといっしょ人形劇の歴代と交代理由!現在の秘密まで全解剖の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
NHK Eテレにおける人形劇の歴史は、1960年放送開始の『ブーフーウー』からスタートしました。三匹の子ぶたの後日談を描いたこの作品は、名優・黒柳徹子さんらが声を担当し、日本のテレビ史に燦然と輝く金字塔となりました。以来、時代ごとの子どもたちに寄り添いながら、全14作品がバトンを繋いできました。
まずは、60年以上に及ぶ歴代全作品の基本データと、それぞれの時代背景を比較表で総覧します。
作品名放送期間・年代メインキャラクター時代背景と作品の特徴ブーフーウー(初代)1960年〜1967年(7年)ブー、フー、ウー三匹の子ぶたの成長譚。黒柳徹子ら豪華声優陣が参加した元祖。ダットくん(2代)1967年〜1969年(2年)ダットくん、ピョン子白黒からカラー放送への過渡期に登場したメガネの白ウサギ。とんちんこぼうず(3代)1969年〜1971年(2年)とんねん、ちんねん、かんねん小坊主たちが知恵を絞る、シリーズ唯一の純和風テイスト。とんでけブッチー(4代)1971年〜1974年(3年)ブッチー、ペンチ、フトッチ気球に乗って異世界を旅する冒険ファンタジー路線を確立。うごけぼくのえ(5代)1974年〜1976年(2年)コリ、ポリ視聴者の描いた絵が動き出すという視聴者参加型のアニメ融合演出。ゴロンタ劇場(6代)1976年〜1979年(3年)ゴロンタ、トムトム、チャムチャム初の本格着ぐるみ劇。けんかやいたずらなど子どものリアルな感情を描写。ブンブンたいむ(7代)1979年〜1982年(3年)ブンブン、つね吉、ごじゃえもん個性豊かな動物たちのユーモラスな掛け合いが人気を博す。にこにこ、ぷん(8代)1982年〜1992年(10年半)じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろり歴代最高傑作と称される大ヒット作。10年半にわたり社会現象に。ドレミファ・どーなっつ!(9代)1992年〜2000年(7年半)みど、ふぁど、れっしー、そらお1990年代を代表する作品。4人体制となり音楽性を強く前面に押し出す。ぐ〜チョコランタン(10代)2000年〜2009年(9年)スプー、アネム、ズズ、ジャコビ歴代最長タイの9年間放送。架空の街「チョコランタン」が舞台。モノランモノラン(11代)2009年〜2011年(2年)ライゴー、スイリン、プゥート自然界のエネルギーを学ぶ子鬼たちの物語。シリーズ最短で交代。ポコポッテイト(12代)2011年〜2016年(5年)ムテ吉、ミーニャ、メーコブ温泉の湧く島「ぽてい島」を舞台に、友情と自己肯定感を育むストーリー。ガラピコぷ〜(13代)2016年〜2022年(6年)チョロミー、ムームー、ガラピコシリーズ初のロボットキャラが登場。「他者理解」をテーマに据える。ファンターネ!(14代・現在)2022年〜現在放送中みもも、やころ、ルチータ2026年現在も大人気放送中。多様性(ダイバーシティ)を体現。
1990年代の『ドレミファ・どーなっつ!』年代から2000年代の『ぐ〜チョコランタン』放送期間にかけては、長期にわたって親しまれるロングラン作品が続きました。一方で、時代の変化とともに幼児を取り巻く環境が激変する中、作品の設計思想も大きく進化を遂げています。