新名神事故で身元はなぜわからない?特定難航の真相と捜査の裏側
事故の第一報が報じられた際、SNSやネット掲示板では「ナンバープレートやETCカードの履歴を調べれば数分でわかるのではないか」という指摘が頻繁に見受けられます。しかし、実際の捜査現場ではそれらの情報はあくまで「捜査の端緒(足がかり)」に過ぎません。
運送業界のトラックであれば運行管理者への確認でシフト上のドライバーを特定しやすい側面がありますが、乗用車の場合は以下のようなケースが日常的に生じます。
・タイムズなどのカーシェアやレンタカーを利用していた
・知人や親族から車を一時的に借りていた
・法人の営業車を複数の社員が交代で運転していた
・ETCカードのみ同乗者や家族の名義のものを挿入していた
もし警察が車籍情報のみを根拠に「〇〇市のAさん死亡」と発表し、実際にはAさんが他人に車を貸していて無事だった場合、警察の社会的信用は失墜します。したがって、物的状況証拠が揃っていても、科学捜査の確定結果が出るまでは「身元不明の男性(または女性)」として報道発表を維持するのが警察庁の定めた統一規範となっています。
タグ:
https://old.smc.edu.ng/hsjhsjhk/2916784/