ぬか漬けは洗わないのが正解?栄養と塩分の真相をプロが徹底解説
「ぬかを洗わずにそのまま口にしても体に害はないのか」という疑問に対し、食品安全性の観点から見れば、適切に管理されたぬか床のぬか自体に毒性物質や害はありません。米ぬかは玄米を精白する際に削り取られる胚芽や表皮部分であり、食物繊維やフェルラ酸、ガンマ-オリザノールといった有用な機能性成分が凝縮された天然の食品原料です。
しかし、無視できないのが「塩分摂取量」と「衛生管理状態」という2つのリスクです。雑菌の繁殖を抑えて酪酸菌や乳酸菌を優位に保つため、一般的なぬか床の食塩濃度は約12%〜15%という高い海水以上の塩分濃度で維持されています。野菜をぬかまみれのまま一切落とさずに食べ続けた場合、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」における1日の食塩摂取目標量(成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満)をあっという間に超過してしまいます。
さらに見落とされがちなのが、ぬか床の管理状態です。長期間手入れを怠り、表面に白い膜(産膜酵母)が過剰に張っていたり、好気性の雑菌が増殖したりしている場合、ぬかをそのまま食すことで消化器官に不快感や腹痛を覚える可能性があります。ぬかを口に入れる前提に立つならば、日頃の手入れと適切な塩分コントロールが絶対条件となります。
タグ:
https://luytbedden.nl/neoify/7484118/