サワーとはどんなお酒?チューハイとの違いや度数・黄金比を徹底解剖
今や国民的ドリンクとなった「レモンサワー」ですが、その発祥には昭和の大衆酒場における工夫と職人気質が深く刻まれています。
レモンサワー発祥の歴史を語る上で外せないのが、東京都目黒区中目黒にある昭和33年(1958年)創業の老舗もつ焼き店「ばん」です。当時、独特のアルコール臭が強かった甲類焼酎をいかに美味しく飲んでもらうかという試行錯誤の末、創業者の沢樹幸夫氏が炭酸水と生レモン果汁をスクイーザーで絞って合わせるスタイルを考案しました。
沢樹氏は生前のメディア取材や回顧録において、「当時は焼酎をそのまま飲むと喉に引っかかる客が多かった。炭酸の爽快感とレモンの強い酸味を合わせることで、脂の乗ったもつ焼きと完璧に調和する1杯が生まれた」と証言しています。この爽快な飲み口が大ヒットし、やがて「サワー」という名称が周辺の飲食店や大手飲料メーカーへと広まり、全国的なムーブメントへと結実していきました。
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