切手2枚の貼り方と位置マナー!縦型・横型の違いとNg例を徹底解説
「余白が足りないから少し重ねて貼ってしまおう」「剥がれなければ大丈夫だろう」という判断は、郵便トラブルの引き金になります。切手重ね貼りNG理由には、郵便実務上の極めてシビアな背景が存在します。
第一の理由は、消印位置切手余白基準を満たせなくなる点です。消印は、切手の一部と封筒の地紙の両方にまたがるように押されることで、「切手が使用済みであること」と「その封筒のために正当に使われたこと」を公的に証明します。切手が重なっていると、下の切手に消印がかからず再利用を疑われたり、逆に機械が段差を異物と検知して搬送ラインで紙詰まりを起こしたりする原因になります。
さらに深刻なのが、郵送中の脱落による料金不足リスクです。切手表面のグラビア印刷面は滑らかであり、裏面の再湿糊(水で濡らして貼る糊)が定着しにくい性質を持っています。輸送中の摩擦で上の切手が剥がれ落ちてしまうと、郵便局側では「料金不足の郵便物」として処理され、差出人に返送されるか、最悪の場合は受取人に不足料金が請求されてしまいます。
日本郵便の現場関係者に取材したところ、「機械の仕分け適性を欠く重ね貼りは、手作業での確認作業を強いることになり、配達スピードの遅延につながるケースもある」との証言が得られました。どんなにスペースが狭くとも、切手を重ねて貼る行為は百害あって一利なしと心得るべきです。
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