石鎚山の鎖修行は危険?難易度・迂回路と事故リスクの真相を徹底検証
ネット上の登山記録やSNSの投稿には、読者を誤導しかねないいくつかの危険な誤解が散見されます。安全な登山の観点から、以下の事実を正しく認識しておく必要があります。
- 誤解1:「鎖があるからロープウェイ感覚で簡単に登れる」という錯覚
鎖は固定された命綱ではなく、強風や自重で激しく揺れる単なる金属の束です。鎖を引っ張った反動で身体が岩から引き離され、バランスを崩して滑落する危険性があります。 - 誤解2:「下りも鎖を使えば降りられる」という過信
試しの鎖を除き、一〜三の鎖は「登り専用」として利用するのが暗黙の絶対ルールです。鎖場を下るのは登る数倍の技術と筋力を要し、後続の登山者と正面衝突して大事故を誘発するため、下山時は必ず巻き道を使用しなければなりません。 - 誤解3:「お山開き期間中はサポートがあるから安心」という油断
毎年7月1日〜10日に開催される石鎚山 お山開き 期間は、数千人の信徒や登山者が押し寄せます。鎖場は大渋滞となり、足場で長時間待機させられることで体温や筋力が奪われ、かえって危険度が増加します。(※初日の7月1日は伝統的に女人禁制となる点も注意が必要です)。
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