午後の紅茶ミルクティーのカフェイン量は危険?意外な盲点と真相
甘美な口当たりゆえに「刺激物」としての意識が薄れがちな『午後の紅茶 ミルクティー』だが、最新の成分データを紐解くと意外な数字が浮かび上がる。現在流通している標準的なボトルにおいて、カフェイン含有量は100mlあたり約20mg。つまり、オフィスや外出先で親しまれている500mlペットボトル1本を飲み干せば、摂取量は約100mgに達する計算だ。
これが意味する重みを、公的機関の基準から検証してみたい。厚生労働省および食品安全委員会が引用する国際的な評価指標(欧州食品安全機関EFSAなど)によると、健康な成人が1日に摂取しても安全とされるカフェインの目安は最大400mgまで。これだけを見れば、500mlボトル1本で即座に危険域へ突入するわけではない。
問題は、妊婦や小さな子どもが口にするケースだ。同委員会が示す指針では、胎児への影響を考慮して妊娠中の女性は1日200mg〜300mg以下に抑えることが推奨されている。仮に500mlボトルを2本飲めば、それだけでリミットに達してしまう。さらに幼少期の子どもの場合、体重1kgあたり2.5mg程度が安全域とされるため、体重20kgの幼児なら50mg——つまりわずか250mlのミルクティーで許容量の限界を迎える。決して「毒性が高い危険飲料」ではないものの、水分補給代わりに子どもへ与えたり、つわり時の気晴らしに多飲したりすれば、睡眠障害や動悸、鉄分吸収阻害といった体へのリスクを招く引き金になりかねない。
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