男性メタボ腹囲85Cmの真相|女性より厳しい理由と最新の脱出法
健康診断の結果表で腹囲が85cmを超えていたとしても、医学的な定義上、直ちに「メタボリックシンドローム」と確定診断されるわけではありません。ウエスト85cmはあくまでスクリーニングの「必須ゲート」であり、診断には検査血液データや血圧のチェック項目が組み合わされます。
厚生労働省および関連学会が定めるメタボリックシンドロームの正式な診断基準は以下の通りです。
- 【必須項目】ウエスト周囲径:男性85cm以上(女性90cm以上)
- 【選択項目】以下の3項目のうち「2項目以上」に該当:
- 脂質代謝異常:中性脂肪(トリグリセライド)150mg/dL以上、またはHDLコレステロール40mg/dL未満(いずれか、または両方)
- 高血圧:収縮期血圧(上)130mmHg以上、または拡張期血圧(下)85mmHg以上(いずれか、または両方)
- 高血糖:空腹時血糖値110mg/dL以上
必須項目である腹囲85cm以上を満たした上で、選択項目のうち「1項目」該当なら『予備軍(メタボリックシンドローム予備群)』、「2項目以上」該当して初めて『メタボリックシンドローム該当』と判定されます。
40歳から74歳を対象とした特定健診(いわゆるメタボ健診)では、この判定結果に「喫煙歴」や「年齢」を組み合わせ、階層化が行われます。基準に引っかかると、専門の保健師や管理栄養士による「動機づけ支援」や、3〜6ヶ月にわたる継続介入である「積極的支援」の対象となります。会社から面談の呼び出し通知が届くのは、放置すると数年後に脳卒中や心筋梗塞で倒れ、就業不能に陥る確率が跳ね上がるからです。
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