不妊治療の休職で傷病手当金はもらえる?支給条件と申請法を徹底解説

不妊治療の休職で傷病手当金はもらえる?支給条件と申請法を徹底解説の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

休職および傷病手当金の申請において決定打となるのが、医師が作成する診断書や傷病手当金支給申請書の「療養担当者が意見を記入する欄」の記載内容です。単に「不妊治療のため休業を要する」と書かれただけでは保険者の審査を通すことが難しいため、具体的な病名や症状の明記が不可欠になります。

身体的な要因として最も代表的な病名が卵巣過剰刺激症候群(OHSS)です。排卵誘発剤の影響によって卵巣が大きく腫れ上がり、腹水や胸水がたまったり激しい腹痛・吐き気を引き起こしたりする疾患で、重症化すると血栓症のリスクも伴います。体外受精の採卵周期に発症しやすく、入院や自宅安静を余儀なくされるため、労務不能の判断が下りる典型例です。また、骨盤腹膜炎や子宮内膜症の急性増悪なども対象となります。

一方で見逃せないのが、治療のプレッシャーや身体的苦痛、職場との板挟みによって生じる精神的な不調です。近年では適応障害やうつ状態と診断され、心療内科や精神科を通じて休職に至るケースが目立っています。この場合も「適応障害により労務不能」という医学的判断があれば、産婦人科ではなくメンタルクリニックの医師による証明で問題なく受給要件を満たします。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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