車のメーターに出る船マークの正体とは?赤と青の警告と緊急対処法
ネット上の情報では「オーバーヒート時は水を入れれば直る」と安易に書かれていることがありますが、ここには知られざる落とし穴が存在します。
冷却水(LLC)には単なる冷却効果だけでなく、「防錆(サビ止め)」「不凍(凍結防止)」「消泡(泡立ち抑制)」という極めて重要な薬剤成分が含まれています。緊急用として水道水を補充すること自体は問題ありませんが、そのまま放置するとエンジン内部が急速に錆び付き、ウォーターポンプを破損させます。また、井戸水やミネラルウォーターはカルシウム分が配管内で結晶化して詰まりの原因となるため、絶対に使用してはいけません。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
水温警告灯が点灯した後の対処について、自力で処置してよいケースとプロに全面委託すべきケースの明確な境界線は以下の通りです。
【DIY対処(自己補充)で様子見が可能な人】
・新車から長期間クーラントを補充しておらず、自然蒸発によってリザーバータンクが規定値をわずかに下回っていただけの場合
・補充後にランプが消え、エンジンの吹け上がりや水漏れ痕に一切の異常が見られない場合
【直ちにロードサービスを呼びプロに任せるべき人】
・クーラントを補充しても数日で再び水位が下がる場合(内部・外部漏れの疑い)
・赤色警告灯が点滅・点灯を繰り返す場合(サーモスタット固着やウォーターポンプ故障)
・ボンネットから甘い異臭や甘煙が立ち上っている場合
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