立っているイラストの描き方と重心のコツ|商用フリー立ち絵も徹底解説
自然な立ち姿を描くためには、詳細なディテールを描き込む前に「アタリ」の段階で重心と骨格の流れを確定させることが不可欠です。プロの現場で実践されている、短時間で狂いのないアタリを作る手順を整理しました。
ステップ1:重心線の基準となる鉛直線を引く
まずキャンバス中央に垂直なガイドラインを1本引きます。直立ポーズやリラックスした立ち姿の場合、頭頂部から首のくぼみ(喉仏の下)を通り、地面の着地点へと抜ける「重心線」が骨組みのアンカーとなります。
ステップ2:胸郭(肋骨)と骨盤のボックスを連動させる
胸と腰を単純な箱(直方体)として捉えます。右足に重心を乗せる(軸足にする)場合、骨盤は右側が持ち上がり、バランスを取るために胸のブロックは逆に右側が下がる「逆ハの字」の関係を作ります。この傾きの対比が、ポーズに豊かなリズムと生命感を宿します。
ステップ3:軸足と遊脚(浮いている足)の差別化
体重を支える「軸足」は地面に対して垂直に近い角度でまっすぐ踏ん張らせます。一方、体重がかかっていない「遊脚」は膝を軽く曲げたり、外側に逃がしたりすることで、全身の脱力感とリアルな接地圧を表現します。
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