帯状疱疹は職場で人にうつる?出勤停止の基準と休む期間の真実

帯状疱疹は職場で人にうつる?出勤停止の基準と休む期間の真実とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:患部をガーゼや衣類で覆っていれば、同僚にうつる心配はありませんか?
A1:通常型の帯状疱疹であれば、ウイルスは水ぶくれの浸出液に含まれるため、患部が滅菌ガーゼや衣服で完全に覆われて密閉されていれば、周囲にうつる危険性は極めて低くなります。ただし、患部を手で触れた後に共用設備を触ると接触感染の原因になるため、ガーゼの交換時などは入念な手洗いを徹底してください。

Q2:職場で帯状疱疹になったことを上司や同僚に隠しても大丈夫ですか?
A2:隠蔽することは推奨されません。万が一、職場に水ぼうそう未感染の同僚や妊娠中の社員がいた場合、無自覚な接触によって重大な母子感染を引き起こす恐れがあります。また、病状の悪化による急な欠勤や業務停滞を防ぐためにも、発症の事実と医師からの指示内容を上司へ正確に報告することが賢明です。

Q3:帯状疱疹の痛みはいつまで続きますか?完治後も再発することはありますか?
A3:皮膚の赤みや水ぶくれは抗ウイルス薬の服用後、通常2〜3週間程度でかさぶた化して治癒へ向かいます。しかし、初期治療が遅れた場合や高齢者の場合、皮疹が消えた後も神経痛(PHN)が数ヶ月以上にわたって残存することがあります。また、免疫機能が再び著しく低下した場合は数年〜十数年後に再発する事例も数パーセント存在するため、完治後も生活リズムを整え、50歳以上であればワクチンの接種を検討するのが有効です。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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