寝る前の光で睡眠激変?目に優しい最新読書ライトの真実を独自検証

寝る前の光で睡眠激変?目に優しい最新読書ライトの真実を独自検証についての真相をお届けします。

人間の身体には、約24時間周期で生体リズムを調整するサーカディアンリズムが備わっている。このリズムを司る最大の環境要因が「光」だ。網膜の特殊な細胞が光を感知すると、脳の視交叉上核へとシグナルが送られ、深部体温や自律神経のバランスがリアルタイムで変化していく。

『スタンフォード式 最高の睡眠』の著者として知られる睡眠研究の第一人者・西野精治氏をはじめ、多くの専門家が指摘するように、入眠前の光環境は睡眠の質を左右する決定打となる。本来であれば、夜間に向けて脳内の松果体から催眠作用を持つホルモン「メラトニン」が分泌され、自然な眠気が訪れる。ところが、夜間に波長460〜480nm付近の強いブルーライトを浴びると、脳は「まだ昼間だ」と誤認し、メラトニンの分泌を急激に抑制してしまうのだ。

日本睡眠学会の学術知見でも、夜間に浴びる光の波長と強度が入眠潜時(寝付くまでの時間)を遅らせ、中途覚醒のリスクを高めることが繰り返し警告されている。就寝前の読書が毒になるか薬になるかは、光源が放つ波長と強度のコントロールにかかっている。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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