諸橋近代美術館はなぜ世界を魅了する?ダリの名作と裏磐梯の絶景
諸橋近代美術館の最大の特色は、なんといっても約340点以上にのぼるサルバドール・ダリの膨大なコレクションです。ダリの故郷であるスペイン・フィゲラスの「ダリ劇場美術館」、アメリカ・フロリダ州の「サルバドール・ダリ美術館」に次ぎ、世界第3位の所蔵規模を誇ります。日本国内はもちろん、アジア全体を見渡してもこれほどまとまったダリの作品群を常設展示している美術館は他に類を見ません。
この比類なきコレクションは、スポーツ用品大手「ゼビオ」の創業者である故・諸橋廷蔵氏が長年にわたり情熱を注いで収集した個人コレクションが礎となっています。「優れた芸術を誰もが気軽に鑑賞できる場をつくり、地域文化に貢献したい」という創業者の強い理念のもと、1999年に開館しました。
世界中の来館者を圧倒するのが、アートと自然建築の完璧な調和です。美術館本館は、中世ヨーロッパの厩舎や宮殿を思わせる石造り風のシンメトリー建築。建物の前には広大な池と芝生のガーデンが広がり、晴れた日には水面に洋館と裏磐梯の荒々しい山肌が美しくリフレクションします。美術館そのものが一枚の絵画のような景観を生み出しており、SNSや旅番組でも「日本とは思えない奇跡の絶景」として絶賛を集めています。
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