初恋の悪魔7話ネタバレ考察!星砂の人格交代と朝陽の死の真相
第7話の幕開けは、あまりにも静かで、痛烈な断絶から始まります。第6話のラストで銃撃事件に巻き込まれた摘木星砂は、鹿浜鈴之介の自宅へと保護されます。しかし、目を覚ました彼女は、それまで悠日たちと穏やかな日々を過ごしていた「摘木星砂」ではありませんでした。
かつてのアグレッシブで警戒心の強い、もう一つの人格(通称:ヘビ人格)に戻っていたのです。鈴之介に対しては親しげに接し、靴下を履かせてもらうなどの無防備さを見せる一方で、駆けつけた馬淵悠日に対しては冷淡に「あんた、誰?」と言い放ちます。悠日とともに紡いできた温かな記憶、一緒に食べたカレーの味、交わした言葉のすべてが、彼女の脳内から完全に消え去っていました。
鈴之介は、悠日が星砂を心から愛していることを誰よりも知っています。自分が星砂の気を引いているような状況に強い罪悪感を覚え、必死に星砂へ「君が好きだったのは僕ではなく馬淵くんだ」と説得を試みます。しかし、現在の星砂にとって悠日は完全な赤の他人に過ぎません。玄関先で佇む悠日の背中と、部屋の中で混乱する鈴之介、そして事情を呑み込めない星砂。林遣都と仲野太賀の研ぎ澄まされた演技が、言葉にならない切なさを生み出しました。
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