Kkコンビの現在と運命の軌跡|ドラフト事件と不仲説を越えた2人の絆
ドラフトの悲劇をバネに、二人はプロの世界でも圧倒的な結果を残します。西武ライオンズに入団した清原は高卒1年目から打率.304、31本塁打という新人離れした成績を残して新人王を獲得。巨人に入団した桑田も2年目に15勝を挙げて沢村賞を受賞し、巨人の大エースへと駆け上がりました。
二人の真剣勝負が最もファンの心を打ったのは、1987年の日本シリーズ第6戦です。西武が日本一に王手をかけた9回表、一塁を守る清原の目から大粒の涙がこぼれ落ちました。二塁手の辻発彦が「まだ試合は終わってないぞ」と声をかけたこの伝説の場面は、憧れの巨人を倒して頂点に立つ感慨と、かつての盟友・桑田がいる巨人を打ち破る切なさが交錯した瞬間でした。
プロ公式戦における桑田と清原の対決成績は、日本シリーズや交流戦を含めて極めて拮抗しており、互いが「最も対戦するのが楽しみであり、最も気の抜けない打者・投手」と認める特別なライバル関係を築き上げました。1997年に清原がFAで念願の巨人に移籍したことで、二人は12年ぶりに同じユニフォームを着て戦うこととなり、再びチームメイトとして苦楽を共にしました。
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