なぜ東京駅丸の内南口で迷う?Kitte・はとバスへの最短ルート完全攻略
インターネット上の掲示板や旅行ブログでは、時に古い情報や不正確なアドバイスが流通しています。特にトラブルが多発しているのがタクシーの配車と待ち合わせのスポット設定です。
典型的な誤解の一つが、丸の内南口タクシー乗り場の乗車ルールです。「丸の内南口を出た正面のロータリーで流しのタクシーを捕まえられる」という言説がありますが、これは正確ではありません。駅前ロータリー中央のタクシー乗り場は、丸の内北口寄りの専用レーンから誘導される構造となっており、南口側から直接アプローチすると柵や歩行者専用レーンに阻まれます。一般車両やタクシーの無許可乗降は固く規制されており、丸の内側の正規タクシー乗り場は「丸の内中央口〜北口前」のロータリー内に集約されています。南口から荷物を載せてタクシーに乗る際は、改札を出て右手前方の中央口方向へ数十メートル進む必要があります。
また、丸の内南口待ち合わせ場所として頻繁に指定される「ドームの真下」にも大きな落とし穴があります。ドーム内は常に上を見上げる観光客で混雑しており、視認性が極めて悪いエリアです。さらに、同じく南口地下に位置する有名な「動輪の広場(蒸気機関車C62の動輪が展示されている広場)」と地上ドームを取り違え、地上と地下で互いに30分以上待ちぼうけを食らう事故が多発しています。待ち合わせを指定する際は、「1階丸の内南口改札の正面切符売り場前」や「KITTE丸の内1階のアトリウムエントランス」など、地上階の固有設備をピンポイントで指定するのがトラブルを防ぐ鉄則です。
早朝や夜間の時間調整で必須となる丸の内南口周辺カフェ営業時間にも注意が求められます。駅舎内のクラシックホテル関連店舗やオフィス街のカフェは、平日は朝7時から営業しているものの、土日祝日は開店が午前8時〜9時以降に繰り下がる店舗が目立ちます。深夜営業を行うカフェは周辺にほぼ皆無であり、夜21時を過ぎるとKITTE内の飲食店も順次ラストオーダーを迎えます。始発待ちや夜遅くの滞在を想定している場合は、八重洲側の24時間営業エリアへの移動を視野に入れるべきです。