ロック・ルソー・モンテスキューの覚え方!テストで迷わない裏ワザ徹底解説
大手予備校の正答率データや指導現場のアンケートによると、思想史分野の失点は特定の「典型的な勘違い」に集中しています。出題者が意図的に仕掛ける3つのトラップを事前に知っておくことで、失点を確実にゼロへ抑え込むことができます。
罠1:ロックの「抵抗権」とルソーの「一般意志」の主語のすり替え
問題文例:「ルソーは、政府が市民の信託に背いた場合、市民が政府に抵抗し新たな政府を組織する権利を認めた。」(× 誤り)
解説:これはロックの「抵抗権」の説明です。ルソーは直接民主制を前提としており、「代表としての政府をリコールする」という発想ではなく、人民自身が主権者として一般意志を形成することを重視します。「信託・抵抗権=ロック」の結びつきを死守してください。
罠2:ルソーが「代議制民主主義」を肯定したとする誤文
問題文例:「ルソーは、国民の代表者で構成される議会を中心とした間接民主制の優位性を説いた。」(× 誤り)
解説:ルソーは代議制を極めて厳しく批判しました。『社会契約論』の中で「イギリスの人民は自らを自由だと思っているが、それは大間違いだ。彼らが自由なのは議員を選ぶ選挙の時だけで、選ばれてしまえば彼らは奴隷となる」と述べています。「議会制・間接民主制=ロック」「代議制否定・直接民主制=ルソー」の対比は最重要チェック項目です。
罠3:著書の漢字表記と紛らわしいタイトルの混同
『統治二論』の「二」が抜けて『統治論』と表記されることもありますが同一の書物です。また、ロックの著作は『市民政府論』と訳される場合もあります。一方、ルソーは『人間不平等起源論』や教育論である『エミール』も頻出です。選択肢で「モンテスキューが『社会契約論』を著し…」のように著書名を単純に入れ替える設問は頻出中の頻出です。
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