日曜日にやってる病院の探し方完全版!休日当番医と受診の全知識
休日に症状が出た際、最大のハードルとなるのが「今すぐ救急車を要請すべきか、それとも救急外来や休日診療所へ自家用車・タクシーで行くべきか」という救急外来受診の判断基準の線引きです。消防庁の救急搬送データによると、搬送された患者の約半数は軽症と判定されており、軽症者の集中が本当に一刻を争う重症患者の搬送遅延を招くという医療崩壊リスクが長年指摘されています。
この受診判断に迷った際、全国でインフラとして定着しているのが7119救急安心センター事業(#7119)です。電話口で医師や看護師などの専門スタッフが症状を聞き取り、緊急性の有無を客観的アルゴリズムに基づきトリアージしてくれます。「救急車を呼ぶべき緊急事態」「今すぐ自力で救急外来へ向かうべき状態」「翌朝のかかりつけ医受診で問題ない状態」を明確に助言してくれるため、パニック状態に陥った家族にとって極めて心強い羅針盤となります。
特に乳幼児や子どもの急変時には、小児科医や小児看護師が直通で対応する8000こども医療電話相談(#8000)が最優先の選択肢となります。「水分がまったく摂れずぐったりしている」「息をするたびに胸がペコペコ凹む(陥没呼吸)」「熱性けいれんが5分以上止まらない」といった症状は迷わず119番通報すべきサインですが、発熱していても機嫌がよく水分が摂れている場合は、地域の小児科休日急患診療へ行くべきか翌日受診でよいかの見極めを専門家が的確に下してくれます。
また、休日に見落とされがちなのが魚の骨が喉に刺さったケースや激しい回転性めまい、突発性難聴、耳の激痛を伴う急性中耳炎などの耳鼻科疾患です。これらは内科の休日当番医では専門器具がなく対応できないケースが多いため、自治体や広域医療圏が指定する耳鼻咽喉科休日診療の輪番病院を事前にナビイや医師会サイトから割り出して受診する必要があります。