吊り橋効果とは?恋と勘違いする心理の罠と片思い成就の裏技
一方で、ネット上などでは「吊り橋効果は嘘」「効果なし」という意見も散見されます。実はその指摘にも科学的な根拠が存在します。
追加の追試実験によって判明した残酷な真実として、「相手に対して最初から好印象(一定以上の好感度)を抱いていないと逆効果になる」という点が挙げられます。生理的覚醒は感情を増幅させるアンプのような役割を果たすため、好みのタイプであれば好意が倍増するものの、生理的に受け付けない相手と一緒に恐怖を体験すると「不快感や嫌悪感」が増幅されてしまうのです。
また、男女の違いも無視できません。男性は視覚情報や突発的な身体感覚から直感的に恋に落ちやすい傾向があるのに対し、女性は相手の誠実さや社会的信頼性などを総合的に判断する傾向が強く、単なるスリルだけで好意を持つ確率は男性よりもやや低いとされています。
さらに、吊り橋効果をきっかけに始まった関係は長続きしないという弱点もあります。覚醒によるドキドキは刺激が去れば数時間から数日で冷めるため、「冷める期間」が訪れる前に人間的な魅力や安心感を与えられなければ、熱量は急速に失速してしまいます。
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