太っていないのに隠れ糖尿病?痩せ型インスリン抵抗性の原因と対策
では、すでに痩せ型でありながらインスリンの効きが悪くなっている場合、どのように改善を図るべきなのか。2026年の臨床現場で推奨されているアプローチは、単なる減量ではなく「質の高い筋量増加」と「食事の再構築」だ。
第一に、極端な糖質制限を直ちにやめること。極度な炭水化物抜きは、一時的に血糖値を下げるものの、長期的には糖を処理する酵素の働きを低下させ、かえってインスリン抵抗性を悪化させる。玄米や大麦、雑穀などの複合炭水化物を毎食適量摂取し、糖をエネルギーとして燃焼できる代謝回路を取り戻すことが不可欠だ。
第二に、下半身を中心とした自重トレーニングやレジスタンス運動の導入だ。太ももや尻などの大筋群を鍛えることで、筋肉内の脂質が燃焼され、ブドウ糖の取り込み口(GLUT4)が活性化する。食後15分から30分後の軽めのアクティブな散歩も、食後高血糖を防ぐ上で絶大な効果を発揮する。
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