ドラマ視聴率の真実2026|世帯数字の形骸化と配信時代のヒット基準
この劇的な変化は一朝一夕に起きたものではありません。2020年春、ビデオリサーチ社が視聴率調査を全国で個人視聴率を軸とした新仕様に全面刷新したことを皮切りに、民放各局は若年層に照準を合わせた番組改編を一斉にスタートさせました。当初は世帯視聴率の急落によってネットニュースで「局の崩壊」と騒ぎ立てられる事態も発生しましたが、広告単価の維持にはコア層の獲得が不可欠であるという経済合理性が勝り、現場の意識改革が進んだ経緯があります。
具体的にどのような変化が起きたのか、過去から現在に至る評価軸の変遷を以下の比較表に整理しました。
かつては「世帯20%」を記録しなければ社会現象とは呼べませんでした。しかし、娯楽が分散した現在において、世帯視聴率が6%程度であってもコア視聴率が4%台を記録し、配信再生数が歴代上位に食い込む作品こそが、放送局にとって最も収益性の高いドル箱コンテンツとなっています。
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