熱中症で汗が出ない恐怖!体温調節の破綻と救急車を呼ぶ即断基準

今注目を集めている 熱中症で汗が出ない恐怖!体温調節の破綻と救急車を呼ぶ即断基準について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

Q1:暑い場所にいるのに汗が全く出ず、鳥肌が立ってきました。何が起きているのですか?
A1:非常に危険な重症熱中症の初期兆候です。体温調節中枢が極度の高温により麻痺し、体感温度と実際の深部体温の認識にズレが生じています。体表面は寒気を感じて鳥肌が立っていても、体内深部は40℃近くまでオーバーヒートしている恐れがあります。直ちに涼しい場所へ移動し、体を冷やしながら救急要請を検討してください。

Q2:高齢の親が夏場でも汗をかかず「暑くない」と言ってエアコンを消してしまいます。どう対策すべきですか?
A2:加齢による温熱感覚の鈍化と自律神経機能の低下が原因です。本人の感覚に頼る温度管理は破綻しているため、室内に温度・湿度計を設置し、「28℃、湿度60%を超えたら自動で作動するエアコン設定」を家族側で固定化してください。また、喉が渇いていなくても1〜2時間ごとにコップ1杯の水分・塩分補給を習慣づける見守りが不可欠です。

Q3:汗をかいていない状態から水分を大量に飲めば自力で回復できますか?
A3:すでに汗が止まるほど体温が上昇している場合、自力での経口摂取による回復は極めて困難です。消化管の血流も著しく低下しているため、一度に大量の水を飲むと嘔吐や急性胃拡張を引き起こすリスクがあります。自力で飲めない状態や意識の混濁がある場合は迷わず119番通報し、点滴による急速輸液と医療機関での集中管理を受けてください。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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