デジタルタトゥーの原点「ケツ毛バーガー事件」が教える流出の恐怖
事件の引き金となったのは、当時PCユーザーの間で猛威を振るっていたファイル共有ソフト「Winny」と、日本で爆発的な普及を見せていたSNS「mixi」の存在だった。大手ファストフードチェーン「ロッテリア」のアルバイト従業員だった男性のパソコンが、Winnyを介して暴露ウイルスに感染。これにより、PC内に保存されていた極めてプライベートな写真や個人データが、無制限にネットワーク上へ流出した。
さらに、流出したデータにはmixiのログイン情報や日常の個人日記、店舗の業務関連ファイルまで含まれていた。これらを瞬時に捕捉した掲示板「2チャンネル」のユーザーたちが、流出画像を特定し「ケツ毛バーガー事件」と命名。個人のプライバシーは完全に暴かれ、不特定多数による監視と晒し上げの標的となったのである。
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