エプスタイン事件の真相と顧客リストの全貌|疑惑の島と政財界の闇を追う

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事件を象徴する場所として世界中に知られるのが、米領ヴァージン諸島に位置する私有島「リトル・セント・ジェームズ島」、通称エプスタイン島です。エプスタインは1998年にこの周囲約30ヘクタールの孤島を約795万ドルで取得し、周囲の目を完全に遮断した要塞のような私有地へと改造しました。

島内には青と白のストライプ模様が特徴的な謎めいた神殿風建築物、巨大なメイン邸宅、ヘリポート、ゲスト用ヴィラが建ち並び、厳重なセキュリティとプライベートヘリ・高速ボートによって出入りが完全に管理されていました。司法記録や被害者の供述によると、この島は法と外部の視線が届かない治外法権的な空間として機能し、被害少女たちに対する凄惨な虐待の現場となっていました。

その後、リトルセントジェームズ島現在の状況は大きく変化しています。エプスタインの死後、遺産管理団体によって売りに出されていた同島および隣接するグレート・セント・ジェームズ島は、2023年にプライベート・エクイティ投資家のスティーブン・デックオフ率いるSDインベストメンツによって約6,000万ドル(約90億円)で買収されました。現在は過去の忌まわしい痕跡を払拭すべく、世界クラスの高級リゾート施設への再開発計画が進められていますが、地元住民や国際世論からは、この土地が背負う歴史的経緯への配慮を求める声が根強く上がっています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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