靖国神社の現在宮司は誰?大塚海夫氏の任命理由と歴代の交代劇を徹底検証
大塚氏の就任に至るまで、靖国神社の宮司人事は数々の波乱と交代劇を経験してきました。近年の流れを紐解くと、神社が直面してきた苦悩が浮き彫りになります。
第11代宮司の徳川康久氏(江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の曾孫)は、長年途絶えている天皇陛下の「ご親拝」再開を模索し、伝統にとらわれない改革を進めました。しかし、合祀問題に関する踏み込んだ発言などが内部で波紋を呼び、2018年に退任することになります。
続いて就任した第12代宮司の小堀邦夫氏(伊勢神宮出身)の時代には、深刻な騒動が勃発します。就任直後の内部勉強会における「今上陛下(現上皇さま)が靖国神社をつぶそうとしている」といった天皇批判とも受け取れる発言が外部へ流出。激しい批判を浴び、わずか5か月余りで異例の辞任に追い込まれました。
この混乱を収拾するため、火消し役として第13代宮司に迎えられたのが明治神宮出身の山口建史氏でした。山口宮司は鎮静化と組織の融和に尽力し、約5年半の任期を全うして体制の基盤を整えた後、大塚氏へとバトンを渡したのです。
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