なぜ崩れる?化粧の上から日焼け止めを完璧に塗り直すプロの奥義
こうしたテクニックを根底で支えているのが、国内屈指のコスメメガ企業による処方科学の進展だ。株式会社資生堂が進める「アネッサ パーフェクトUV プロジェクト」では、汗や水、さらには空気中の水分に反応してUVブロック膜が均一かつ強固になるオートリペア技術を深化させている。ベースメイクの崩れ要因となる「水分」を逆手に取り、紫外線防御膜の接着剤へと転換させる発想は、化粧直し市場に大きな地殻変動をもたらした。
対する花王株式会社の「ビオレUV アクアリッチ開発プロジェクト」は、ミクロレベルの隙間を作らない微細カプセル技術を追求。ファンデーションの粉体の隙間をすり抜けて肌に均一に密着する水感覚のテクスチャーは、重ねても厚塗り感が出ない圧倒的な軽さを実現した。日本の化粧品産業が蓄積してきた界面活性剤とポリマーの微細配合技術は、いまや「上から重ねてもヨレない」という矛盾を化学の力で完全にねじ伏せつつある。
タグ:
https://dlm.vn/hontou-keiko/7820881/