元Ngt48加藤美南の現在|激変した姿と炎上の真相、実家の噂を追う
加藤美南の経歴において、栄光と挫折はあまりにも鮮烈なコントラストを描いています。2015年、NGT48の第1期生オーディションに合格した彼女は、特技であるバトントワリングの前宙を軽やかに決める圧倒的な運動神経と華やかなビジュアルで、結成当初から「不動のエース候補」として注目を集めました。メジャーデビューシングル『青春時計』では表題曲ではなくカップリングのセンターを務めるなど変遷はあったものの、初代チームNIIIのキャプテンに就任するなど、グループの中核を担い続けたのは紛れもない事実です。
しかし、グループ全体を揺るがした2019年1月の山口真帆への暴行被害告白事件の余波が、彼女のキャリアを暗転させます。事件直後からメンバー間の不協和音や運営の不透明さが世間から厳しく追及される中、同年5月、ネイルサロン店内のテレビに映し出された山口真帆の卒業公演ニュースに対し、加藤美南は自身の公式Instagramのストーリーズに「せっかくネイルしてるのに チャンネル変えて欲しい」という文面を添えて投稿してしまいました。
裏アカウントへの誤爆と目されたこの投稿は瞬く間に拡散し、猛烈なバッシングを巻き起こしました。運営会社は事態を重く見て、彼女を研究生へ降格処分とし、全メンバーのSNS運用を一時停止する厳しいペナルティを発表。当時、公の場で見せた表情の翳りや発言のニュアンスからも、精神的な追い詰められ方は極めて深刻だったことがうかがえます。
降格後、彼女は劇場公演のバックダンサーやアンダー出演から地道にやり直す姿勢を見せ、約1年7カ月後の2020年12月に正規メンバーへの復帰を果たしました。しかし、復帰発表と同時に下された決断が「NGT48からの卒業」でした。加藤美南の卒業理由は、騒動からの逃避ではなく、「研究生降格を経てゼロから自分を見つめ直し、一人の人間として外の世界で自立して勝負したい」という覚悟の表れでした。2021年1月31日の卒業公演をもって、彼女は約5年半に及んだアイドル活動に終止符を打ったのです。