いずも型護衛艦の空母化は今?艦首四角の理由と2026年最新配備計画
Q1:いずも型護衛艦の空母化改修はいつ完全に完了するのか?
A1:護衛艦「かが」は2024年の米西海岸試験を経て基本改修を終え、2026〜2027年度の定期検査で最終的な艦内区画の改装を完了する予定です。一方、艦首矩形化を含む第2段階改修を実施中の「いずも」は、2026年度中のドック出渠と各種公試の完了を見込んでいます。空自のF-35B部隊の実戦配備と足並みを揃え、2隻体制での完全な実任務運用体制が確立されるのは2027年度頃となる見通しです。
Q2:なぜイギリス空母のような「スキージャンプ台」を設置しなかったのか?
A2:スキージャンプ勾配を艦首に設けると、ヘリコプターの発着艦スポットが大幅に制限されるほか、甲板上で車両や航空機を駐機・牽引する際の障害となります。また、オスプレイ(V-22)や輸送ヘリの自由な運用を維持し、災害派遣や多国間人道支援といった「多用途護衛艦」としての柔軟性を損なわないため、平坦なフラットデッキ(矩形)が選定されました。
Q3:中国や近隣諸国など海外メディアはどのように報じているのか?
A3:中国メディアは「日本の再軍備と専守防衛の形骸化」として強い警戒感と批判的論調を崩していません。一方、アメリカやオーストラリアなどの同盟国・同志国は、インド太平洋地域における日米共同運用能力(インターオペラビリティ)の飛躍的向上として極めて好意的に受け止めています。米海兵隊のF-35Bがいずも型から発着艦できる能力そのものが、多国間抑止力の実質的な柱と見なされています。
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