メイちゃんの執事相関図とキャスト一覧|最終回結末と現在を徹底解剖
物語の舞台となるのは、敷地面積が広大で一歩足を踏み入れれば治外法権ともいえる超大富豪の子女が集う「私立聖ルチア女学園」。そこに突如編入することになった東雲メイ(榮倉奈々)を中心に、激しい権力闘争と切ない恋愛模様が繰り広げられます。本作の人間関係を読み解く上で欠かせないのが、お嬢様と執事の間に結ばれる絶対的な主従契約と、それに反して芽生えてしまう人間的な情愛の相克です。
最も激しい感情の火花を散らすのが、メイと柴田理人(水嶋ヒロ)、そして理人の実弟である柴田剣人(佐藤健)、さらに学園の頂点に君臨する本郷詩織=ルチア(山田優)と彼女に絶対の忠誠を誓う忍(向井理)の4角・5角関係です。
理人は日本最大の財閥・本郷家の筆頭執事の家系に生まれ、執事界最高峰の「Sランク」を保持する完璧なプロフェッショナル。当初は亡き両親に代わりメイを本郷家の後継者として守るという職務に徹していましたが、飾らず前向きなメイの純粋さに触れるうち、主従の壁を超えた深い愛情を自覚していきます。これに対し、メイの幼馴染で「豆柴」と揶揄されていた剣人は、メイが遠いセレブの世界へ連れ去られるのを阻止するため、見習い執事として学園に潜入。兄・理人への激しい劣等感を抱えながらも、泥臭くメイを一途に守り抜こうと奮闘します。
一方、この関係に暗い影を落とすのが、病弱でありながら学園最高位の称号を持つ「ルチア」こと本郷詩織です。かつて自身の執事であった理人に病的なまでの執着を抱き、「理人の心を奪った」メイに対して冷徹な悪意を向けます。そして、その詩織の手足となって冷酷な策略を実行するのが、白服の公認執事・忍です。忍は詩織の悲壮な孤独と狂気を受け止め、彼女の望みを叶えるためなら自身の身を滅ぼすことも厭わないという、自己犠牲的で歪んだ愛を貫きます。