ムクドリの飼育は違法?落ちた雛の保護で知るべき法律と正しい対処手順

ムクドリの飼育は違法?落ちた雛の保護で知るべき法律と正しい対処手順とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

Q1:道端で羽毛がほとんどない生まれたばかりの雛が落ちていました。どうすべきですか?
A1:羽が生えていない幼雛は巣立ち雛ではなく、強風などで巣から落下した可能性が高い状態です。近くに巣が見当たれば戻すのが最善ですが、高所にあって戻せない場合は、プラスチック容器等にティッシュを敷いて仮の巣を作り、元の巣の近くの木に固定して親鳥が戻るか様子を見ます。親鳥が来ない、または落下による外傷がある場合は、速やかに各都道府県の鳥獣保護担当窓口へ相談してください。

Q2:怪我をしたムクドリを近所の一般的な動物病院に連れて行けば無料で診てもらえますか?
A2:一般的な動物病院は犬や猫などの愛玩動物が対象であり、野生鳥獣の受け入れ可否や治療方針は病院ごとに異なります。自治体から「傷病野生鳥獣救護指定医」として指定されている病院以外では診療を断られる場合や、全額自己負担の診療費が発生するケースがあります。持ち込む前に必ず自治体の担当窓口へ連絡するか、病院へ事前に電話で確認を取る必要があります。

Q3:自宅の戸袋や換気扇にムクドリが巣を作り、鳴き声や糞害に困っています。卵や雛を自分で撤去して育ててもいいですか?
A3:卵や雛がいる巣を勝手に撤去したり、雛を取り出して飼育したりする行為は鳥獣保護管理法違反となります。雛が巣立つまでの数週間(約3週間程度)待ってから巣を取り除くのが基本ですが、糞害による衛生面の問題が深刻な場合は、自治体の許可を得た専門の害鳥駆除業者へ相談し、適切な手続きを経て対処する必要があります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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