三回忌とはいつ?丸2年で行う理由とお布施・服装・家族のみの注意点
Q1:三回忌の日程は、どうしても命日当日が無理な場合、命日より後になっても構いませんか?
A1:仏教のしきたりでは、法要の日程は「祥月命日当日、またはそれより前倒しの日程」で行うのが大原則です。命日より遅らせることは「故人を後回しにしている」と受け取られ、マナー違反とみなされる場合があります。どうしても参列者や菩提寺の都合がつかず命日を過ぎてしまう場合は、必ず事前に寺院の僧侶に事情を相談し、助言を仰いだうえで日取りを決定してください。
Q2:同居家族3名だけで自宅にて三回忌を行う場合、お布施や服装はどうすべきですか?
A2:同居家族のみで自宅に僧侶を招いて読経してもらう場合でも、お布施の金額相場(3万〜5万円程度+御車代5千円〜1万円)は変わりません。また服装に関しても、仏教の儀式として僧侶をお迎えする以上、家族だけであっても略喪服(落ち着いたダークスーツや黒無地ワンピース)を着用するのが礼儀です。僧侶を呼ばず家族だけで仏壇に手を合わせる完全なプライベート法要であれば平服で問題ありませんが、年忌法要としての意味合いを重んじるなら略喪服の着用を推奨します。
Q3:親族を招く場合、案内状はいつ頃発送し、出欠の返信期日はいつに設定するのが適切ですか?
A3:法要開催日の「約1ヶ月半前〜遅くとも1ヶ月前」には相手の手元に届くよう往復ハガキ等で発送するのが標準です。出欠の返信期日は、法要の「2週間前」前後に設定します。これにより、出席人数確定後に必要となる料亭やお斎の料理数調整、引き出物の発注数量変更に十分な猶予をもって対応することが可能になります。
Q4:参列者として持参するお供え物で、絶対に避けるべきタブーな品物はありますか?
A4:仏教の戒律に基づき、魚や肉、加工肉(ハム・ソーセージなど)といった「生臭物(なまぐさもの)」は殺生を想起させるため厳禁です。また、お酒などの嗜好品は宗派によって見解が分かれるため避けるのが賢明です。日持ちのしない生菓子や要冷蔵の生鮮食品、香りが強すぎる花(トゲのあるバラなど)も避け、常温で保存できる日持ちの良い焼き菓子、果物、線香、ろうそくなどを選ぶのが基本です。