アントニオ猪木の死因と病気経緯|難病アミロイドーシスと最期の真相
ネット上やSNSでは、猪木さんの死因に関して一部で誤った憶測や断片的な情報が散見されます。ここで報道各社の確定データと医学的見地をもとに、誤解を是正します。
誤解1:「糖尿病の悪化が直接の死因」という言説
猪木さんは現役時代から重度の糖尿病を患っており、インスリン注射を行いながら過酷なプロレスの試合をこなしていたことは有名です。そのため「糖尿病の悪化で亡くなったのではないか」と考える向きもありますが、これは正確ではありません。糖尿病は長年にわたり血管や臓器に負担をかけていた基礎疾患の一つではあるものの、直接の死因および晩年の体調悪化を決定づけた主因は、心臓の組織を蝕んだ全身性トランスサイレチンアミロイドーシスです。
誤解2:「心不全」と「アミロイドーシス」のどちらが本当の死因なのか?
「報道によって心不全と書いてあったり、アミロイドーシスと書いてあったりして混乱する」という声も多く見られます。日本の死亡診断書における医学的区分では、心臓の機能が停止した最終的な病態が「心不全(直接死因)」であり、その心不全を引き起こした根本的な原因疾患が「全身性トランスサイレチンアミロイドーシス(原死因)」となります。両者は矛盾するものではなく、ひとつの病態の因果関係を表しています。
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