元中日エース今中慎二の現在と引退の真相|伝説のスローカーブ秘話
大阪桐蔭高校の1期生として甲子園の土を踏み、1988年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した今中慎二の経歴・プロフィールは、まさに平成初期のプロ野球を象徴するスター街道でした。高卒1年目から一軍で先発登板を果たすと、左腕特有の角度と抜群の投球センスで瞬く間に頭角を現します。
キャリアの頂点となったのがプロ5年目の1993年です。17勝7敗1セーブ、防御率2.20、247奪三振という圧倒的なスタッツを叩き出し、最多勝利・最多奪三振の二冠を獲得。最高の先発完投型投手に贈られる沢村賞を満票に近い評価で受賞し、名実ともに日本球界を代表する絶対的エースへと登り詰めました。
1994年10月8日、勝った方がリーグ優勝という日本プロ野球史上最大の熱戦「10.8決戦」(ナゴヤ球場)において、高木守道監督から先発マウンドを託されたのも今中慎二でした。シーズン終盤の過酷なローテーション登板で疲労が極限に達していたにもかかわらず、巨人の強力打線に真っ向勝負を挑んだ姿は、昭和から平成へと移り変わる激動のプロ野球史に深く刻まれています。
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