風に強い目隠しフェンスDiy!台風で倒れる原因と失敗防ぐ基礎補強術
ここからは、台風直撃にも微動だにしないフェンスをDIYで完成させるための、強風対策目隠しフェンス施工手順をステップ順に解説します。事前の地盤調査から最終補強まで、一切の手抜きを排除したプロ同等のアプローチです。
【ステップ1:水糸張りと正確な掘削】
設置ラインに水糸を張り、支柱ピッチ(強風地域では推奨1.0m〜1.2m間隔)を決めて印をつけます。掘削穴はフェンスブロックの幅より一回り大きい30cm四方、深さは砕石層を含めて「55cm」掘り下げます。
【ステップ2:基礎砕石の敷設と徹底転圧】
穴の底に砕石(RC-40)を厚さ10cm投入します。突き固め用のタンパー(自作の角材でも可)を使い、体重をかけて完全に締め固めます。この地固めを怠ると、雨水が侵入した際に基礎が沈下・傾斜する原因になります。
【ステップ3:フェンスブロック据え付けと捨てコンクリート】
深型フェンスブロック(高さ45cm)を穴に配置し、水平器で前後左右の水平をシビアに調整します。ブロックの周囲に水・セメント・砂・砂利を配合したコンクリートを流し込み、「根巻き(ベースコンクリート)」を形成して地中にアンカーを作ります。
【ステップ4:支柱建て込みとモルタル内部充填】
支柱をブロックの穴に差し込み、垂直器(ポストレベル)で垂直を固定します。ブロックの隙間にモルタルを隙間なく突き固めながら充填し、同時に支柱の中空パイプ内部へもモルタルを適量流し込みます(内部充填補強)。完全硬化まで最低でも3〜4日は養生期間を取り、一切触れてはなりません。
【ステップ5:隙間スペーサーを用いたフェンス板張り】
支柱が完全に固定されたら、板材を張っていきます。この際、15mm〜20mmの自作スペーサー(木片等)を挟み込みながらビス留めを行うことで、正確な風抜けスリットを均一に確保します。
【ステップ6:控え柱金具の設置(最終防衛線)】
風当たりの強い両端の支柱および中央の支柱裏側に、45度の角度で控え柱金具を連結し、敷地側に打ち込んだ単管杭やコンクリートピンと連結します。このトラス構造が加わることで、台風対策フェンスDIYの強度は単独支柱の約3倍へと跳ね上がります。