田中角栄の日本列島改造論の本質とは?光と影が語る地方創生の真実
列島改造の背骨となったのが、1970年に成立した法律に基づく全国新幹線整備計画である。日本中を弾丸列車で結び、時間距離を爆発的に縮める試みは、地方都市の姿を一変させた。金沢、九州、北海道へと伸びた新幹線網は、物流と観光のあり方を刷新した。
この空前の大プロジェクトを底支えしたのが、当時の建設・土木インフラ産業だ。全国各地で山が削られ、橋が架けられ、道路が延伸された。巨大な公共投資は地方経済を潤し、多くの雇用を生み出した一方で、自然環境の破壊や地方自治体の財政圧迫という新たな構造的課題をも遺すこととなった。
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