Tokioトリートメントは効果ない?プロが明かす失敗の真相
TOKIOの核心は、水鳥や羊毛由来の低分子加水分解ケラチンを毛髪内部へと浸透させ、サロン現場での化学反応によって高分子化させて閉じ込める「インカラミ技術」にある。分子量が小さい状態で毛皮質深くまで入り込み、内部で大きく結合するため、日々のシャンプーでも成分が流出しにくい。毛髪強度が140%回復すると謳われる根拠はここにある。
さらに注目すべきは、フラーレン(ノーベル賞受賞成分)の配合だ。ビタミンCの数百倍とも評される抗酸化力を持ち、紫外線やドライヤーの熱による活性酸素の発生を強力に抑制する。しかし、この高度な化学反応は水分量、塗布時の揉み込み(ニーディング)、そして正確な加温プロセスのすべてが噛み合って初めて成立する。どれか一つの工程でも甘さがあれば、成分は髪の奥で絡み合わず、ただ洗い流されてしまう脆さを孕んでいる。
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