俳優・小日向文世の現在と息子たちの躍進!名バイプレイヤーの原点と素顔に迫る
今でこそ国民的俳優として知られる小日向文世ですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。写真の専門学校を卒業後、18歳のときにスキー事故で重傷を負い、複数回の手術を経験。この療養生活をきっかけに役者の道を志し、俳優・中村雅俊の付き人を経て、1977年に串田和美主宰の「劇団オンシアター自由劇場」へ入団しました。
劇団では吉田日出子らと共に看板俳優として活躍し、舞台役者としての確固たる基礎を築き上げます。しかし、1996年に劇団が解散すると状況は一変。当時42歳にして仕事が激減し、映像の世界ではオーディションに落ち続ける過酷な下積み時代を過ごすことになります。事務所への借金が数百万円に膨らむなど、生活は困窮を極めました。
転機が訪れたのは2001年、47歳の時でした。木村拓哉主演のフジテレビ月9ドラマ『HERO』で、温厚でマイペースな事務官・末次隆之役に抜擢されたのです。個性派揃いの東京地検城西支部メンバーの中で絶妙な抜け感を演出し、お茶の間の知名度を一気に獲得。劇団時代から培ってきた確かな演技力が世間に見出され、40代後半にして異例のスピードでスターダムへと駆け上がりました。
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