アディダスはどこの国の発祥?創業秘話と世界を制した本社の真実
アディダスの歴史を語る上で避けて通れないのが、創業者の名前と骨肉の争いだ。創業者の名はアドルフ・ダスラー。彼の愛称であった「アディ(Adi)」と、ファミリーネームの「ダスラー(Dassler)」を組み合わせて「adidas」と名付けられた。
元々は兄のルドルフ・ダスラーと共に「ダスラー兄弟商会」を営み、1936年のベルリン五輪で伝説的陸上選手ジェシー・オーエンスにスパイクを提供するなど大成功を収めていた。しかし、第二次世界大戦の混乱期を通じて二人の関係は修復不可能なほど悪化する。
1948年に兄弟は決裂。弟のアドルフはアディダスを立ち上げ、兄のルドルフは川の対岸にプーマを創業した。町を流れるアウラハ川を挟んで住民すらも「アディダス派」と「プーマ派」に分かれ、相手の履いている靴を見てから挨拶を決めたという「首を曲げた町」の逸話は、スニーカー史における最も有名な因縁劇として今も語り継がれている。
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