樋門とは?水門・樋管との違いや浸水を防ぐ仕組み・役割を徹底解説

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樋門(ひもん)とは、堤防を横断して設置される水路トンネル(函渠:かんきょ)と、その出入り口を開閉するゲート(扉体)で構成された河川構造物です。主に大きな本川と小さな支川が合流する地点や、街中の水路・農業用水路が河川に合流する場所に築かれます。

樋門が担う最大の役割は、「通常時の排水」と「増水時の逆流防止」という2つの相反する機能の両立です。普段は街中や田畑に降った雨水をスムーズに本川へ自然排水させます。一方で大雨によって本川の水位が急上昇した際には、水門ゲートをぴたりと閉め、本川の濁流が支川や市街地へ逆流して堤内地(生活圏)が水没する事態を確実に防ぎます。

もし樋門がなければ、本川の水かさが増した瞬間に水路を伝って住宅地へ水が逆流し、あっという間に壊滅的な浸水被害が発生してしまいます。目立たない存在でありながら、私たちの暮らしを足元から支えている防波堤のような存在です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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